プログラミング教育はなぜ必修化されるの?目的は何?
2020年から小学生でプログラミング教育が必修化される運びとなり注目を集めています。
近年の子どもに習わせたい事ランキングでも、上位にランクインするなど注目度の高さは年々右肩上がりです。
ですが、ここ徳之島プログラミング教育は本当に必要なの?なんで必修化されるの?といった部分や、プログラミング教育の目的として大事な部分が全体に伝わっていないことも痛感しています。
プログラミング教育の目的や、それによってどんな効果が期待されるのか?
それを、ちょっとだけ解説していきたいと思います。
1.なぜ、プログラミング教育が必修化されるの?
プログラミング教育が必要とされる背景のひとつとに、第4次産業革命やグローバル化に対応する人材を育てることがあります。
経済産業省の発表では、2020年に約37万人弱、2030年には約80万人弱ものIT人材が不足すると予測されていて、IT関連のビジネスは今後ますます拡大していくと予想されており、人材育成が必須課題となっています。
2.プログラミング教育の目的はナニ?
プログラミング教育の目的は、1でお伝えしたIT人材不足解消のためにプログラミングのスキルを身に着けることだけでなく、「小学校段階における論理的思考力や創造性、問題解決能力等の育成」が目的とされています。
プログラミングに必要なスキルは時代により変化していくため、コーディングなどを覚えることではなく、自分で考え、それを形にしていく、プログラミング的思考力や行動力の育成が重要とされています。
その時々に合わせて柔軟に対応できる、時代を超えて普遍的に求められる資質・能力を身に付けることが最大の目的とされています。
プログラミング教育の目的は、将来のIT人材の不足を補うためもありますが、それ以上に将来どのような職業につくときにも必要となる「プログラミング的思考」の育成が重要とされています。
3.プログラミング的思考ってナニ?
プログラミング教育の最大の目的とされる、プログラミング的思考とは何でしょうか?
プログラミング的思考は簡単に言うと、「目的を達成するために物事を順序立てて考え、結論を導き出していき、それを計画的に実行する考え方」です。そのためには論理的思考・創造性・問題解決能力・行動力が必要されます。
考えるだけでなく、実行に移していくことにより、様々な経験を積むことが出来ます。
これらを身に付けることにより、様々な問題に対応していく力や積極性を身に付けることも期待されます。
4.小学校のプログラミング教育では、どんなことを身に付けるの?
文部科学省の有識者会議では以下の内容があげられています。
- まずは身近な生活でコンピューターが活用されていることに気付かせる。
- 問題の解決には必要な手順があることを教え、論理的思考を身に付ける。
- 各教科で育まれる思考力を基盤としながら、基礎的な「プログラミング的思考」を身に付けること。
- コンピューターの働きを生活に生かそうとする姿勢を身に付けること。
【まとめ】
長々と書いていますが、プログラミング的思考は、どんな時代やどんな状況でも、普遍的に求められる資質・能力と考えられています。自分で考え解決していける力を身に付けておけば、仕事だけでなく、日常の生活で問題に直面した時も役に立ちます。
こうした考え方が身に付くことことにより、子どもの将来の選択肢を広げることにも繋がると考えられていて、子ども達が21世紀を生き抜くためのチカラを身につけるためにプログラミング教育が最適解だと思います。
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